声を出す時の筋肉たち

こんにちは、鹿児島市の「ピアノ・声楽教室」かごしま音楽教室Sing!の郷田です。

表題の通り、声を出す時に活躍する筋肉を”できるだけ簡単にして”紹介します。専門的には「内喉頭筋群」というカテゴリーになる筋肉です。

↑この図は、喉頭すなわち「喉仏あたり」の解剖図です。ここには7個の筋肉が存在しています。

上記の5つに分類された7個です。

輪状甲状筋

内側甲状披裂筋、外側甲状披裂筋

外側輪状披裂筋

横披裂筋、斜披裂筋

後輪状披裂筋

それぞれ、筋肉がついている場所(軟骨)の名称を組み合わせて名前をつけているのですが、それでもなかなかこんがらがるかもしれません。

しかし、こんなわかりやすい代名があるんです。

前筋、内筋、側筋、横筋、後筋

という5つの名前です。

このように、方向に対して筋肉があるよ、という理解をして、

その上で、この図を見ていただきたいと思います。それぞれ、声帯付近のどの位置に筋肉があるかを把握します。そして、

前筋は声帯を前方向に引っ張って高い声(裏声)に作用します。

内筋は声帯を厚くして低い音(地声)に作用します。

側筋は声門を閉じます。

横筋は声門を閉じます。

後筋は声帯を開きます。

この理解をしてからその後で、それぞれの筋肉の名称を覚えられるとバッチリだと思います!

ぜひ喉周りの内喉頭筋群を覚えて、ご自身の発声理解の解像度をあげてみてください!

GOUDA AKITOMO(音楽家、作業療法士)

武蔵野音楽大学卒業、同大学院修了。イタリア国立ボローニャ音楽院留学。2004年「第35回イタリア声楽コンコルソ」ミラノ大賞、松下電器賞。2007年「第12回世界オペラコンクール新しい声」アジア予選ファイナリスト。発声法の研究のために解剖書を読み漁ったことからリハビリに興味を持ち、身体や脳の機能など専門教育を経て作業療法士の国家資格を取得。かごしま音楽教室Sing代表。

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