こんにちは、鹿児島市の〈ピアノ・声楽教室〉かごしま音楽教室Sing!の郷田です!
今日は私の発声指導の方針を簡単に書いていきたいと思います。
私自身の経験としては、音楽大学にて故・郡司忠良先生より正当的なイタリアの発声法を学んだのちにイタリアに留学。さらに発声を深く学ぶと共に、本場の伝統的な歌手の声を聴いてきました。
その後、30代半ばで解剖学などを勉強して、リハビリテーションという分野を学ぶことによって、自分が経験してきたことを構造的に、または理学的に形にすることによって、体系化することに成功しました。
今思うことは、常に理論が先行して実践力を考えていく、という順序ではなく、
伝統的な言い伝え(300年以上の時を経て体系化されたものですから)に沿っていきながら、その理由づけで確かな理解に近づけるために解剖学や運動学の知識を利用する、という順序で発声を考えています。
結構、解剖学先行で物事を考えると、この辺の知識は耳鼻咽喉科のお医者様が一番詳しいのかなと思います。しかし、耳鼻咽喉科の先生方が正しい発声法を熟知しているのかと言ったら、そうではないはずです。それは、整形外科の先生がスポーツ運動学のスペシャリストではない、というものに近いかもしれません。
パッサッジョ、アクート、マスケラ、ジラーレ、アッポッジョ、ソステーニョ、ノンスピンジェレ、これらの言い伝えをベースとして、解剖学や運動学で補足をしていく。そして、運動のイメージや感覚を生徒さん自らが探していくためのサポートをしている。これが私のできる範囲の仕事なのです。
鹿児島にて対面のレッスン、またオンラインにてできる範囲で指導しております。知識を蓄えるための座学コースも行なっていますので、
皆様の助けとなるようでしたら、ぜひ体験レッスンのお申し込み、お待ちしています!

GOUDA AKITOMO(音楽家、作業療法士)
武蔵野音楽大学卒業、同大学院修了。イタリア国立ボローニャ音楽院留学。2004年「第35回イタリア声楽コンコルソ」ミラノ大賞、松下電器賞。2007年「第12回世界オペラコンクール新しい声」アジア予選ファイナリスト。発声法の研究のために解剖書を読み漁ったことからリハビリに興味を持ち、身体や脳の機能など専門教育を経て作業療法士の国家資格を取得。かごしま音楽教室Sing代表。

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