
ごうだ あきとも(ピアノ、うたの先生)
ごうだ先生って、どんな先生?
こんにちは!かごしま音楽教室Sing!で、ピアノと歌を教えているごうだ先生です。
ここからは、先生がどうやって音楽の先生になったのかをお話しします。むずかしい漢字も少し出てきます。わからないところは、お父さんやお母さんに聞きながら読んでみてね!
小さいころ
ごうだ先生は、小さいころから音楽が大好きでした。ピアノとヴァイオリンを習っていて、将来は「曲をつくる人になりたい!」と思っていました。高校生になると、作曲の勉強のためにピアノをたくさん練習しました。
ところが、音楽の先生から、
「きみは、歌のほうがいい!」
と言われます。
その先生がちょっとこわかったので、
「は、はい……!」
と言って(笑)、大学では歌を勉強することになりました。でも、大学に入ってからもピアノが大好きで、歌だけでなく、ピアノを弾いたり曲をつくったりしていました。
イタリアへ!
大学と大学院で音楽を勉強したあと、ごうだ先生はイタリアへ行きました。

住んでいたのは、ボローニャという街です。そこでは、昔から伝わってきた音楽を、本場の先生たちからたくさん教えてもらいました。楽譜に書いてあることだけではなく、
「音楽って、こんなふうに感じるんだ!」
ということも、たくさん学びました。今でも、ごうだ先生が歌やピアノを教えるときに、とても大切にしている経験です。
ところが、その後先生は、声が出なくなりました
日本に帰って
日本に帰ってきて、歌をうたう仕事をしていたある日。ごうだ先生はうまく声が出せなくなってしまいました。
「どうしたら、また楽しく歌えるんだろう?」
そう考えて、今度は音楽だけではなく、人間の体や動きのしくみを勉強することにしました。そして「作業療法士(さぎょうりょうほうし)」という、体や心について勉強する国家資格も取りました。

病院で働いたとき
病院では、いろいろな人たちが元気になるためのお手伝いもしていました。病院で働いていたとき、とてもピアノが上手な人が入院してきました。でもその人は、
「ピアノの先生がこわくて、ピアノを弾くのがつらくなってしまった」
と話してくれました。その話を聞いて、ごうだ先生は考えました。
「上手になることも大切。でも、音楽そのものが嫌いになってしまったら悲しいな」
だから、やさしいけれど、ちゃんと上手になれる。失敗しても、またやってみたくなる。
そんな音楽の先生になりたいと思いました。
そして鹿児島で、「かごしま音楽教室Sing!」を始めました。
ごうだ先生が大切にしていること
ピアノも歌も、最初から上手にできなくて大丈夫です。まちがえたり、できなかったり、
「今日はやりたくないなぁ」
と思う日があっても大丈夫。先生自身も、ピアノをたくさん練習したり、歌で悩んだり、声が出なくなったり、いろいろな経験をしてきました。
だから、
「できない!」を「できた!」にする方法を、いっしょに探すこと
を大切にしています。音楽が大好きな子も、ちょっと苦手だなと思っている子も、
さあ、いっしょに音楽を楽しもう!

保護者の方へ
「ちゃんと弾けるかな?」そんな心配はいりません。ピアノを習い始めたばかりのお子さまが、最初から先生の話を聞いて、どんどん課題に取り組める——実は、そんな子ばかりではありません。
お母さんの後ろに隠れたり、ピアノを弾かずに別のことを始めたり、緊張して固まってしまったり。
それも、ごく自然なスタートです。
私は「早くレッスンらしくしなければ」と急ぐことはしません。まずはその子が教室に慣れ、先生を知り、
「ここなら大丈夫」と思えること。
そこから、その子のペースで音楽との関係を育てていきます。「練習してくれない…」も大丈夫です。教室に慣れてきても、
「今日は弾きたくない」
「練習したくない」
そんな日はもちろんあります。すると保護者の方は、
「うちの子、ピアノに向いていないのかな?」
「先生に迷惑をかけていないかな?」
と心配になるかもしれません。でも、大丈夫です。
子どもの成長は一直線ではありません。楽しく弾く時期もあれば、少し離れたくなる時期もあります。
それでも長い目で関わっていくと、少しずつその子なりの音楽との向き合い方を見つけていきます。
まず大切にしたいのは「先生との信頼関係」
私は、最初から厳しい言葉で子どもを動かそうとは考えていません。
まず、
「この先生なら大丈夫」
と思ってもらうことを大切にしています。信頼関係ができてくると、子どもは先生の言葉を少しずつ受け止められるようになります。その上で、必要な時にはきちんと伝える。
ただピアノを上手にするだけではなく、音楽を通して、
挑戦すること。できなかったことができるようになること。そして、自分自身で少しずつ成長していくこと。
そんな経験を一緒に積み重ねていけたらと思っています。ご家庭と一緒に、お子さまの成長を見守ります
「こんなことを先生に相談していいのかな?」
と思うことも、遠慮なくお話しください。
レッスンでの様子、ご家庭での様子を共有しながら、その子に合った関わり方を一緒に考えていきます。
ピアノを習う時間が、お子さまにとって「できた!」を増やしていく時間になりますように。
焦らず、一人ひとりの成長を大切に育てていきます。


